神戸市難聴者協会
ひとりぼっちの難聴者をなくそう!
聴覚障害児の皆さんの、コロナ禍(学校休校を含め)で変化した学習環境、困りごとを集約するWebアンケート(立場、年代別)を実施しました。集約は、兵庫県難聴児親の会さんのWebページで公開中です。

神戸市難聴者協会は
神戸市に住み・働く、中途失聴、難聴者が集うところ
最近、聞こえにくくなってきた。朝起きたら、聞こえなかった。ジェット機が耳元で飛んでるみたいな耳鳴りがする。普通に話せるから、聞こえると思われる。方向によって聞こえにくいので、無視していると誤解された。音は聞こえるのに、言葉がわからない、などなど。難聴は内部障害とともに、見えない障害、誤解されやすい障害の1つです。
聞こえにくさも困り方も、人によってそれぞれ。聞こえなくなった時期や、周りの人との関係によっても、コミュニケーション手段は変わってきます。
当協会は、神戸市で住んだり、働いたりしている、中途失聴・難聴者が情報を共有したり、集ったりする場として1972年に発足しました。

耳マークとは…
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもあります
全日本難聴者・中途失聴者団体連合会では耳マークを社会一般に認知してもらい、理解が求められるように、耳マークグッズを作成し啓発をはかっています。
全難聴に参加している当協会でも、もちろん耳マークグッズは購入できます。
シールは診察券に貼ったり、カルテに貼ってもらったりすることで、合理的配慮を求めている意思表示になります。ぜひ有効活用してくださいね。

トータル・コミュニケーション
手話も大事ですが…
補聴器、人工内耳、ヒアリング・ループ、筆談、要約筆記、音声認識など、それぞれのコミュニケーション手段には、一長一短があります。私たちは、いろいろ組み合わせて、少しでもいい状態で情報を獲得しようとします。
口の動きや形を見ながら、手話も使う等、どんな方法があるのかたくさん知って、何が自分に合うのか試してみてほしいのです。
補聴器の便利さも、不便さも知っている私たちに話を聞いてから、補聴器店に行っても遅くありません。メガネみたいに、つけたその日から快適にならないのが補聴器。あなたに必要な情報がどこにあるか、私たちは「つなぐ」ことができます。
